Xperia VLにはたくさんのSONYのオーディオ技術が入っているのでまとめてみました。音質を調整するときに役立てば。
★ClearAudio+(クリアオーディオプラス)
SONY最新のオーディオ技術です。これまで使われていたClearBase、ClearPhase、ClearStereo、xLoudに加えてS-Forceも追加し、それら全ての技術を使ってXperia VLにあわせてSONYが最適と思える音質にチューニングしたものです。デフォルトはOFFなので、SONYのオススメの音質で聞きたい人は迷わずONすべきものです!
★VPT
SONYのサラウンド技術です。ステレオでのみ有効な技術なので、ステレオヘッドフォン使用時のみ有効になります。OFF、スタジオ、クラブ、コンサートホールの4種類プリセットされています。はっきり音質が異なるタイプで実用的なものが用意されていて、うまくまとまってる感じです。サラウンドが好きな人はオススメです。
★ClearStreo(クリアステレオ)
ステレオの左右の音声が実はお互いに干渉して漏れてしまっている(LにはRが、RにはLが少し漏れて混ざっている)音を、信号処理で打ち消して本来の左右独立したステレオサウンドを再生する技術です。ONにしない選択肢はないと思います。ちなみに有線での技術なのでBluetooth接続では効果はないはず...
★ClearPhase(クリアフェーズ)
音響特性を変化させる技術です。スピーカーが持っている固有の周波数特性を理想的な特性に変化させるのに使います。Xperia VLでは内蔵スピーカーにあわせてチューニングされていますので、内蔵スピーカーの時のみ有効になります。
★ClearBass(クリアベース)
重低音を調整する技術です。
★xLOUD(エックスラウド)
スピーカーの再生音レベルを強調する技術です。迫力のある大きな音に変化します。
★イコライザー
周波数帯ごとに音の強弱を設定する技術です。強調したければ+方向へ、逆ならー方向へ。周波数が低い方が低音、高い方が高音です。プリセットもロック、ポップス、ジャズなど8種類登録されています。
★ダイナミックノーマライザー
曲同士での音量レベルを揃えます。曲ごとに音量レベルが異なるとき、音が大きくなったり、小さくなったりすることがなくなります。録音時にきちんと調整しているなら不要です。
デフォルトで音楽プレイヤーアプリはWALKMANとLISMO Playerの2つありますが、音質設定が共通化されていません。。。イコライザーの設定は独立になっていたり、ClearAudio+はWALKMANでしか設定できなかったり、とかチグハグな感じです。少なくとも音質だけはWALKMANで設定して、他のプレイヤーでは設定しない、という使い方が良さそうです。
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