ちょっと気になったので。
SankeiBiz(産経新聞のサイト)でこんな見出しの記事(2012.11.26)をみました。
「LTE速度でソフトバンク“独り勝ち” ドコモは一度つながれば安定感抜群」
え??本当に??
なんとなく世間の評判的にはLTEはauが一番速そうな感じだけど...
と思って記事をよく読んでみました。
調査したところはICT総研で、元ネタは
「2012年11月6日 全国200地点 スマートフォンLTE通信速度実測調査」
のよう。
しかし調査内容を見ると、ドコモのGalaxy SIII、auのiPhone5、ソフトバンクのiPhone5のわずか3機種でしか調査してない!しかもauはiPhone5って・・・
スマートフォンLTE調査とうたっておきながら、auは2GHz帯のiPhone5のみで、androidが対応している(そしてauが一番力をいれていると思われる)800MHz帯や1.5GHz帯は一切計測していない・・・
ソフトバンクもiPhoneの4G LTEだけでなく4Gもあるのですが、そちらも計測なし。
つまり日本のキャリアの対応しているLTEの周波数帯をまったくカバーできていない調査結果。auのLTE対応androidとソフトバンクの4G対応のスマホもいれて、せめて計5機種でやらないとスマホのLTEの調査とはいえないのでは・・・これを堂々とスマホのLTE速度調査と銘打って公表するってのはどうかと・・・
auとソフトバンクのiPhone5 LTE速度調査、xiは参考までに、みたいな調査だったらこれでも良いですけどね。
こんないい加減な内容でソフトバンクが1番だとかいってると、まるで実際に計測したらソフトバンクが1番でしたみたいな結果をだしたい意図があるのではと勘ぐりたくなってしまう・・・
MMD研究所が調査した結果のほうが公平かつ現実に近い気がします。
「【2012年秋冬最新Android端末】4G/LTEのスピード、つながり易さともにau」
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